演劇レッスン1日の流れ
<準備>
特別なユニフォームは必要ありません
スクールに来たら、まずは室内用シューズに履き替えます。レッスン専用の特別な道具は必要ありません。市販の上履きと水筒、筆記用具だけで大丈夫ですので、気軽に始められます。
服装は、動きやすいものなら基本的にOK。ただし、しゃがんだり寝転んだりすることもありますので、スカートよりもズボンやハーフパンツなどがおすすめです。
<カリキュラム>
数ヶ月ごと、レッスン内容が変化します
当スクールでは、2〜4ヶ月ごとに講師を入れ替え、演技レッスンだけでなく、ダンス・日舞など、様々なことを経験していただいています。演劇に必要な要素はセリフだけではありません。たくさんのことを経験し吸収していただくことで、演技の幅が大きく拡がります。
<レッスンスタート>
出欠をとりながら、1人1人のコンディションをチェック
年齢(クラス)によって、集中できる時間の長さや言葉で理解できる感情などは大きく異なります。1人1人の経験してきた世界にも違いがあるため、どのクラスも始めは挨拶からスタート。1人1人に声をかけながら、レッスンに向かう「心の状態」をみていきます。
レッスンの内容やタイムスケジュールは、日によって変化します。子ども達の声の出し方・表情などがイマイチの時には内容を変更し、みんなの気持ちがレッスンに向くように「集中するための時間」を大きくとることがあります。
小学生以下の子どもたちは、その日の朝、家庭で起きた出来事などの影響を大きく受けてスクールにやってきます。教室全体の雰囲気をきちんと作っておくことで、集中した、質の高いレッスンを行うことができます。
<楽しく反復!基本レッスン>
発声&滑舌練習
まずは、しっかりと声を出す練習を行います。どの年代の子にも大切な基本練習です。低学年以下のクラスでは、ゲーム的な要素も盛り込みながら、身体を使って声を出すことも学んでいきます。
高学年になると、表情筋を使ってしっかり発音したり、早口言葉で滑舌の訓練をしたりもしますが、できなかったり間違えてしまっても大丈夫。1人1人の良くできた部分に目を向けて指導してくれますので、失敗を恥ずかしがることなく、どんどん挑戦していけます。
<演技の時間>
気持ちを表現する方法
大きな声が出せるようになると、自然と表情も柔らかくなり、演技に向かう心の準備ができてきます。
気持ちを表現するために必要な、表情・声色(高い声・低い声・大きい声・小さい声)・セリフのスピード(早く・遅く・強く・弱く)・目の表現・身振り手振りなどの要素を、どう使えば相手に効果的に伝えることができるのか。演技「ごっこ」とも言えるやり取りを繰り返しながら、仲間や先輩俳優の動きを見て、真似て、学んでいきます。
<ここがポイント!>
講師+サポートスタッフが見本となり演技をアドバイス!
当スクールのレッスンには、講師にプラスして先輩俳優のサポートが1〜2名つきます。時には子ども達の演技の相手役を務め、時には演技の見本を示し、子どもたちの目の前で「演じる」ということを全力で示してくれる素晴らしいサポーターです。
低学年までのクラスでは、基本的には演技レッスンにセリフがありますが、高学年のクラスでは先にシーン設定がされ、自分のセリフの前から感情を作っていきます。
気持ちを伝える演技をするためには、まず「本物の感情」を自分の中にきちんと持つことが大切。シーン設定をして行う短い演技レッスンの中でも、相手役のセリフや動きを受けて演じる事で、本気の感情のやり取りが行われています。
レッスンでは、表現方法を増やすための様々なワークも行っています。動物に変身したり、言葉を使わないでジェスチャーだけで伝えるクイズをしたり…。ゲーム感覚で参加できるので、子ども達の笑顔が溢れる時間です。
年齢(クラス)によって演技ワークの内容は異なりますし、毎回同じものを行なっているではありませんが、子ども向けの演劇スクールですので、楽しみながら演技の幅を広げていけるようカリキュラムが組まれています。
1レッスン2時間!幼児部クラスも飽きさせません
当スクールのレッスンは、幼児部(~小2)も小等部(~小6)も1レッスンは2時間制です。最初は驚かれる方もいらっしゃいますが、低学年以下のお子さんも飽きることなく、楽しく演技を学んでいます。
当スクールは2時間制ですが、演劇スクールによって1クラスの人数もレッスンの長さも多種多様です。まずは、当スクールのレッスンを見学されたり、体験レッスンに参加して、生徒さんの表情や、お子さんの変化をご覧ください。